強く、健康な森を守る田玖木

私たちの生活に欠かせない木々たちは健康な森の中で育つことで美しく丈夫な資材となります。しかし森は必ず人の手が無ければどんどんと衰退し、長い年月健康な状態を保つことができません。そんな森は多くの人が協力し合って守っていくことが求められるため、私たち田玖木はその一手となり、これからも大分県の産業を支えていきたいと考えております。

林業13

林業とは?

林業とは、森林を育て、保全し、その資源を持続的に活用するための一連の活動を指します。自然の恵みである森林は、私たちの生活に欠かせない木材や紙製品の原料を提供するだけでなく、水源の保全、土壌の保護、二酸化炭素の吸収といった重要な役割も担っています。林業は、これらの機能を最大限に活かしながら、次世代へと豊かな自然を引き継ぐための基盤を作り上げる仕事です。

下刈り

下刈り

林業の下刈りの仕事は、森林の健全な成長を促すために必要不可欠な作業です。具体的には、植え付けた若木の周囲に生える雑草や低木を刈り取ることで、木々が十分な日光や養分を得られる環境を整えます。これにより、若木が他の植物に圧迫されず、健やかに成長することができます。また、下刈り作業は、将来の間伐や収穫作業を円滑に進めるための準備でもあります。自然と向き合い、森林を守り育てる大切な役割を担う仕事です。

植栽

下刈り

植栽作業とは、適切な時期に苗木を植え付けることで、新たな森林を育てる作業のことです。まず、作業エリアを整地し、苗木が根を張りやすい環境を整えます。その後、苗木を一定の間隔で植え付け、根をしっかりと土に埋めることで、健康的な成長を促します。また、植栽後には定期的に管理を行い、雑草の除去や病害虫の防除を行うことで、苗木が順調に育つようサポートします。

ネット張り

ネット張り

林業のネット張りは、植えたばかりの苗木を動物から守るための重要な作業です。具体的には、シカやイノシシなどの野生動物が苗木を食べてしまうのを防ぐために、植栽エリアの周囲に防護ネットを設置します。ネットは適切な高さと強度を持つものを使用し、隙間なく張ることで、効果的に苗木を保護します。また、ネットの定期的な点検や修繕も重要な業務で、これにより苗木が安全に成長できる環境を維持します。

森林管理

ネット張り

林業の森林管理は、森林の健康を維持し、持続可能な資源として活用するための重要な作業です。具体的には、定期的な間伐を行い、過密状態を防ぎ、木々が十分な日光と栄養を得られるようにします。また、病害虫の被害を予防・対処するためのパトロールも行います。さらに、植栽や下刈り、ネット張りなどの作業を通じて、森林の健全な成長を促し、将来的な伐採や木材の収穫に備えた計画的な管理が行われます。

未来につながる森をつくる

林業を次世代に繋げ、森を守っていくことは豊かな暮らしを守ることに直結します。森林は、地球の生命を支える貴重な資源であり、長く受け継ぐべき大切な財産です。しかし、その維持には計画的な管理と継続的な努力が欠かせません。植栽から下刈りや間伐、病害虫の防除といった一連の作業を通じて、健全な森を育てています。これにより、豊かな自然環境を守りながら、地域社会にも貢献してまいります。

作業風景